2022年01月28日

たった1枚のプリントさえできなかったKの成長

塾という仕事をしていると

塾生が大きく成長していく姿を

間近で見ることができる。

この仕事が大好きな一番の理由だ。

長く通ってくれている塾生であるほど

今というこの瞬間から

入塾初日を振り返れば、

出来るようになったことが

たくさんあることに

心から嬉しくなる。



今現在、小学5年生のKは

小学校1年生から通ってくれている。

Kのお母様は

「この塾でやっていけますかねぇ…?」

と、我が子を星輝に入塾させる前から

K自身の理解力や集中力を心配していた。

まだ小学校1年生。

成長できる機会はいくらでもある。

こんな気持ちで私はKの指導を始めた。



が、確かに入塾して間もない頃のKは

学年相応のプリントをこなすのが

やっとの状態の日もあった。

周りの塾生がプリントを

2枚、3枚…と仕上げていく中、

Kはたった1枚のプリントさえ

完成できない日もあったほど。

分からない問題があれば

すぐに私を頼ってくる。

少し読めば分かる国語の問題も

答えが見つからないと

涙を流しながら助けを求めてくる。

もちろん、

私はKの質問に対して

すぐに答えることもあったが、

「もう少し自分で考えてみようね!」

とKの自立を促した。

すぐに答えを教えてもらえない状況に

泣いたり不機嫌になることもあったK。

こんな感じの日があれば、

もう塾を止めたいと

Kはお母さんに何度か訴えたそうだ。

「プリントが1枚も完成しない日もありますが、

 今は目先のプリントの枚数ではなく

 K自身が自立できることを目指しています。

 お母さんも暫くの間、ご辛抱ください。」

と定期的に事情をご説明した。



本人はともかく、

お母さんからの同意が得られなければ

指導を続けることはできないが、

Kのお母さんも

我が子の状況をきちんと理解されていて、

塾の指導にも納得してくれていたので

私はKの指導を続けていくことができた。



でも相変わらず、

Kは調子のよい日もあるが、

やはり調子が悪ければ

たった1枚のプリントさえやり切れない。

小学校3年生くらいまでは

そんな日も珍しくなかった。



だが、Kが入塾して約3年が経ち

小学4年生になった頃、

「あれ?そういえば今日は

 Kからの質問が少なかったな…。」

という日が増えてきた。

そう、Kには

徐々に自分で考える力がついてきたのだ。

今では周りの塾生と同じように

それなりの分量のプリントを解いて

持って帰れるようになっている。

もうプリントが難しいからといって泣かないし、

同じく小学校1年生から入塾した

2つ下の弟Kの面倒も見れるくらいに

Kは成長している。

学力的にはまだまだだが、

気持ちの面では大きく成長している。



3月からはK自らの意思で

今やっている算数と国語に加えて

英語の勉強も始めることになっている。

丸1年をかけて、

一緒に中学準備のための勉強をしていくのだ。

あのプリント1枚さえできなかったKが

ついに春から小学6年生になる。

Kがどこまで成長してくれるのか。

これからも楽しみだ。




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posted by ほりA at 15:55| Comment(0) | 星輝の授業・生徒の様子