2019年12月29日

とびっきりの笑顔

冬期講習が始まって1週間が経った。

どの学年も

基礎から難度の高い問題まで

幅広く演習している。

真剣に黙々と…

目の前の問題に集中している。



中3塾生たちは

多くの人が苦手とする

図形問題に取り組んでいる。

授業ではポイントを丁寧に説明した後、

問題演習&解説もする。

この時期に解く図形問題は

合同、相似、三平方の定理など

いくつもの重要なポイントが

複雑に絡んでいる問題が多く、

当然、難易度は高い。

授業で答えを導くまでのストーリーを語ると、

その奥深さ・面白さに

塾生たちは驚きの表情を見せてくれる。

しかし、

いざ自分で解くとなると

その難しさに手が止まってしまうことが多い。

やはり難問を自分で解けるようになるためには

それ相応の時間と根気、そして覚悟がいるのだ。



そんな中でも、

最近は特に中3塾生Sの成長が著しい。

決して勉強が好きではないSだが、

この冬期講習で自ら

1つのルールを自分に課したそうだ。

それは、

その日に出された宿題を終えてから帰宅する

というものだ。

確かにここ1週間は

昼過ぎから約6時間の冬期講習を受講し、

その後は半数ほどの塾生が帰宅する中、

Sは各科目の宿題を毎日やっている。



昨日の冬期講習の授業後、

Sは宿題で出された

数学の難問と向き合っていた。

数学が好きではなかったはずのSが、

授業で説明されたことを思い返し

時間をかけて試行錯誤を繰り返し

1つ1つ答えを出していた。

Sのワークをチラッと覗いてみると、

そこにはSの努力の跡があった。

宿題のページが整然と

文字と数式で埋め尽くされていたのだ。

「えっ?」

私はその完成度の高さに驚いた。




暫くして○付けを始めたS。

「シャカッ」

「シャカッ」

「シャカッ」

正解で○をつける時の小気味よい音が

鳴り続けた…。

もう私は祈るような気持ちだった。

Sが○つけを終えたその時、

宿題のページには

真っ赤な○だけが並んでいた。

何と、全問正解だった。



私「S、すごいな!!!」

S「全部あってました。めっちゃ嬉しいです!!」

Sはとびっきりの笑顔でそう答えた。

周りで勉強していた塾生たちも

Sの喜ぶ様子に驚いていた。



照れくさそうにしながら

後片づけを始めたS。

時計の針はとっくに午後9時を過ぎていた。

お腹が空いていたに違いない。

でもその代わりに

Sは達成感で満たされながら

笑顔で帰宅していった。



最近Sは数学が楽しくて楽しくて

仕方がない様子だ。

私もSの成長が嬉しくて嬉しくて

たまらない。

お互いにとって

冬期講習はかなりハードだ。

しかしその分、

成長を分かち合える

貴重な時間となっている。





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posted by ほりA at 20:18| Comment(0) | 星輝の授業・生徒の様子